女性の体調管理や、妊娠に向けての準備として基礎体温をつけることは大切です。
毎朝起床後すぐに起き上がらずに口の中で体温を測ります。
普通の体温計とは違うので、専用の婦人体温計を購入しましょう。
ここでは基礎体温計の機能と選び方についてお伝えします。
基礎体温計とはどんなもの?
基礎体温計は小数点第2位まで測ることができ、より詳細に体温を計測することができます。
毎日続けて測ることで自分の体温周期がわかり、妊娠しやすい時期を把握することができます。
最近ではスマホと連動できるものや体温計にメモリ機能があり、グラフ表示してくれるものなど様々な種類があります。
価格や使いやすさなどから自分に合ったものを選びましょう。
機能としては
・実測式か予測式か
・グラフ表示ができるかできないか
・メモリ機能があるか
・アラームがかけられるか
などが違います。
順番にご説明していきましょう。
実測式か予測式か
まず予測式だと20秒ほどで測ることができます。
ただしこれは予測の測定値なので、大きな差は出ませんが、多少の誤差はあります。
実測式だと計測におよそ五分間かかります。
これ以上体温があがらないだろうという状態になるまで測るので、予測式よりも正確に測ることができます。
グラフ表示ができるかできないか
グラフ表示は機能として是非おすすめです。
最終的に産婦人科に持っていく場合は紙に書き起こしたりサイトやアプリに入れたデータを印刷したりして持っていくことが多いですが、特にそういった必要にかられなければ体温計のグラフ表示機能で充分です。
基礎体温がうまく測れていれば、排卵日になるとがくっと体温がさがるので、グラフを見れば一目瞭然です。
また、体温がうまく測れていなかった日がどこかにあれば、それもグラフの形が変な波形を示すので、見ればすぐわかります。
最近の体温計はかなり長い期間の計測値を記憶してくれるので、数ヶ月単位で体調をグラフからチェックできるのでとても便利になっています。
朝は忙しいですから、測った値を自動でグラフにしてくれるのは楽でいい機能です。
メモリ機能があるか
そして毎日測った値をその日すぐグラフに手書きするのはなかなか続けられないものです。
メモリ機能のある体温計なら、ある程度まとめて計測値をグラフに書きうつすことができますので、急に産婦人科に計測値を紙にして持っていかないといけない時などはこのメモリ機能が便利です。
産婦人科によっては、アプリのデータを印刷したものだと波形が先生の基準と違って見づらいなどということがあり、病院から基礎体温表をもらって、それに書き写さないといけない場合もあります。
1ヶ月分手書きでグラフ化するのもなかなか大変な作業なので、二度手間にならないようにしたいですね。
アラームがかけられるか
毎日の検温を忘れてしまいそうな人は、アラーム機能がついている基礎体温計を選ぶと便利です。